【 セカンドラベル 】 09/9/15
 旅先で、
よぉく狙いを定めて入ってみたバーがいい感じだと、
その旅全体が成功だった気分になります。
以前京都先斗町で入ったバーでは、さらにソムリエバッジを付けたバーテンダーがいて、
楽しく話を聞く時間を過ごした経験があります。
「ワインは高級品よりも、フルボトル1,500円位が一番うまい!」
と思っている私には、想像するだけの内容ではありましたが・・・
 
 『セカンドラベル』をご存知でしょうか?
高級ブランドのまだ若木のブドウや格落ちロットから作られたものを言うらしいのですが、
今月号のPEN誌の記事によると、これはこれでなかなか良いもののようです。
価格とのバランスを考えるとお得かも知れません。
 
 建築で使う木材ですが、
無垢材を節のないものや、全体の色味が統一されるように指定すると高級になってしまいますが、
節や巻皮を許容する。
あるいは、多少の色のバラツキがあっても良いことにすれば、
随分安く使うことができます。
 もちろん、無垢材の性能や風合いは何も変わりません。
 
 最近の価値観では、
「多少節やバラツキがある方が自然な感じがする」
と考える人も増えています。
住宅が完成して住み始めてから
「上野山さんのおっしゃっていたこと解りました。
 本当に無垢材って気持ちいいですね。」
と、電話をいただいたクライアントもいます。
 上手く(美味く)いただければ良いと思います。
建材もワインも。
 
 【 建築に期待すること 】 09/5/1
  面白い話を聞きました。
 
「モノの損得は、子供の早いうちに判断できるようになるが、
 モノの善悪は、判断できるようになって大人になっていく。」
もっともな話ですが、その続きがあります。
「最近は、大人になっても善悪が判断できず、損得だけで行動する。」
 
少々考えさせられる意見でした。
 
 住まいづくりは、多くの場合子供の人格をつくる場でもあります。
身体に触れる部分、
目に入る部分、
感覚で感じ取る部分。
生活を包む空間全てを通して、豊かな住まいを創ることで
私たちは、心豊かなお子様を育てるお手伝いが出来ると思っています。
 
 建築には、ただ雨風を凌ぐ機能だけではなく、
健康で豊かに暮らすための役割があります。
方法の変化はあっても、その役割は時代を超えて不動のものだと考えます
 
 only one08/3/24
  『オンリー・ワン』
という言葉が、企業の評価やある人の存在を指して使われるようになって久しく感じます。
 
 3人の方からそれぞれ違う場面で『 唯一の人 』と言っていただきました。
 
その内容は、ここに書くのも恥かしいほど小さな事ですが、
下地になっているのは、
 
  誠実 であること
  誠意 を持って接すること
 
を心掛けたことの結果としていただいた言葉だと感じています。
 
 ジョン・F・ケネディの演説から
「 人間を測る物差しは
   勇気・判断力・誠実さ 」
を心情としています。
勇気と判断力は多くの努力と訓練、それに才能も必要ですが、
誠実さは、多少の努力は必要でも、あとは心掛けだけで手に入ります。
 
 今まであまり受けたことのない
『 唯一の人 』

の評価を 今年複数の方から頂いたことを誇りたいと思います。
 
 一番大切なことは、誠意・誠実さだと思うのです07/11/30
  いつからだったか
自分のために人が動いてくれた事には、感謝の気持ちを伝えようと意識しています。
喫茶店で水を運んでくれたお姉さんにも、自分は客ですが
「ありがとう」
と、言葉にする事を意識しています。
こちらのタイミングが悪いためか、先方は無言の事が多いのですが、今日外でお昼を食べる為に入った和食のお店では
「いいえ、どういたしまして」
と、返事が返ってきました。
 
 誠意と誠意が、上手く繋がった様な
爽やかな・気持ちのいい瞬間でした。
 
 誇れる様な特別優れた才能があるわけではない私が、
多くの方から支えられて、仕事の上でもありがたい評価をいただけているのも、常に“誠実である事”を意識してきた事の評価だろうかと、思っています。
 
 クライアントに
 仕事に
 建築に
 友達に
 ちょっと触れ合った人にも
誠実であり続けたいと思います。
 
 そのことから生まれることは多いと思っています